ありがとう白萩西部小学校(閉校記念学習発表会・公民館まつり)
11月8日(土)、秋晴れの清々しい空のもと、「親子でジョイン 閉校記念学習発表会~ありがとう白萩西部小学校~」と「白萩西部公民館まつり」が共同開催されました。

子供たちにとっては、閉校する学校への感謝の思いを表す機会であり、これまで、担任の先生とともに伝えたいことを話し合い工夫しながら、練習してきました。
また、保護者の皆さんも、子供たちの思い出に残る会にしたいと企画を考えてくださいました。
白萩西部公民館の皆さんと、内容を吟味し、連携して、学校・保護者・地域が一体となって楽しめるように考えてきました。
子供たちの生き生きとした素晴らしい発表。
4年生「カモッシーと白萩ぼうけん隊!ひびけ、大正琴!」

難しい本校の校歌を、大正琴で見事に演奏した4年生。総合的な学習の時間での調べ学習も生きていました。
2年生「『白はぎちく』のすてきなたからもの」

生活科で見つけた地域のすてきなところを、謎解き方式で楽しく表現しました。大きな声で分かりやすい発表でした。
1年生「だいすきいっぱい!がっこうたんけん」

生活科の学校探検で見つけた、大好きな場所を紹介しました。初めての発表会でしたが、みんな堂々としていました。
3年生「3年生のぼうけん~ゲームの世界にとびこもう~」

ゲームの世界に入った3年生が、マットステージ、音楽ステージ、自慢ステージをクリアしていくという工夫した内容です。生き生きと表現していました。
5・6年生「表現で楽しめ!~ニコニコダンサーズ~」

様々な表現方法で、会場の皆さんを楽しませてくれました。音楽に合わせたダンス、テーマに合わせた創作表現。今年の元気な学校を引っ張ってくれているリーダーの5・6年生らしい発表でした。
そして、フィナーレは全員で。

「ありがとう 白萩西部小学校!」
学校への感謝の気持ちを届けました。
そのあとは、北アルプス吹奏楽団による記念演奏を楽しみました。

卒業生の団員に本校での思い出を聞いてくださったり、指揮者体験をさせてくださったり、校歌を演奏してくださったりと、心に残る時間になりました。
午後からは、公民館まつりです。学校からは、2つのプログラムに参加しました。
1つ目は、PTA企画の「みんなで作ろう!お名前詩」です。全校児童が親子で考えてきた「しらはぎせいぶしょうがっこう」を頭文字にしたお名前詩。これを、名前詩人の西田みのる先生が、一つの作品にしてくださいました。

2つめは、「団別!校歌でのど自慢」です。赤団と青団に分かれて、校歌を歌い、ゲストの寺崎美幸さんと、水林史さんに講評をいただきました。

そのほかにも、まだまだいろいろな企画がありました。

本当に楽しい一日になりました。来てくださった皆様、ありがとうございました。
残りの日々も、大切に過ごしていきたいと思います。
【5年】家庭科 「だし」の授業
5年生は、家庭科の時間に、栄養教諭の石田先生とお味噌汁の学習をしました。
味噌は何からできているのかを考え、味噌のできる工程を学びます。「こうじ」を見せてもらって香りをかいだり、先生の作られた味噌を見せてもらったりと、実物にふれながら味噌に関する知識を広げていきました。

次は、味噌汁に入っている「だし」について学びます。
「昆布」「にぼし」「かつおぶし」
学校給食では、「にぼし」のだしを使っているそうです。
実際の味や香りは3種類でどう違うのかを、用意していただいた汁で飲み比べて調べます。

「家の味に似ているから、これは昆布かな」
「これは、他のと比べて味が濃いな」
「学校の味噌汁の味と似ているな」
などと、つぶやきながら違いを感じ取ります。
だしの入っていない汁も飲んで、さらに比べてみました。

「味がうすいね」
と、すぐに違いに気付いていました。
和食の基本である「だし」。
今日の学びは、今後のお味噌汁づくりの学習にしっかりと生かされそうです。
土粘土から…
全校お楽しみ給食
ニコパク委員会が企画した「全校お楽しみ給食」。
コロナ禍以前は、全校児童が集まっての給食を実施していましたが、近年は、学級での給食に変わっていました。6年生も全校での給食は、初めてです。
学校が閉校になるということで、以前から子供たちの中で、「全校給食をして思い出をつくりたいな」という声があがっていました。
その思いを、ニコパク委員会の子供たちが形にしてくれました。

スペシャル企画として、予め全員に番号をひいてもらい、「時間内に食べ終わったら自分の番号を〇で囲み、みんなでビンゴを完成させる」という素敵なアイディアを考えてくれました。

ビンゴが1列揃うごとに、大きな拍手が起こりました。
また、まだ食べ終わっていない友達を応援する声も聞かれました。
全校みんなで食べる給食はとてもおいしかったですね。
今日も、たくさんの笑顔がつながり、よい思い出ができました。
学校だより10月号
「子供の権利」についてお話を聞きました
上市町では、全ての子供が尊重され、自分らしく健やかに成長し、幸せな状態で生活を送ることができることを願って、「上市町こどもの権利条例」を制定し、令和7年10月1日に施行されました。
今日は、本校スクールソーシャルワーカーの浦本先生から、子供の権利について絵本を使って分かりやすくお話をしていただきました。

その中で、「嫌なことをされたり、言われたりしても、どうしていいか分からないで困っているときには、周りの誰かに伝えてくださいね。うまく話せなくてもいいから伝えてね。」というお話がありました。
学校の中には、うまく気持ちを話せる子、我慢してしまう子、大丈夫だからと頑張ってしまう子、いろいろいます。どの子も、同じように心も体も健康で毎日が過ごせますように。そんな思いで、今日の会を設けました。
【みどり級】朝の会
新米おいしいね
【1~3年】森の寺子屋
富山県フォレストリーダー協会から5名の方が来られて、1~3年生に向けた「森の寺子屋」教室を実施しました。
前半は、森のお話を聞きました。子供たちは、実際の葉や実を手にとって、においをかいだり硬さを確かめたりしながら、いろいろな気付きをしていました。

後半は、森の宝物を使っての、フォトフレームづくりです。
自分の思いに合う材料を選んで、ボンドでつけていきます。つきにくいところは、フォレストリーダーさんがホットボンドでつけてくださいました。

一人一人、自分の思いをもって、木の実や枝を配置し、世界に一つだけの素敵なフォトフレームを完成させていました。
フォレストリーダーさんたちは、
「さすが自然の中で過ごしている子供たち。自然のことをとてもよく知っていて、びっくりしました。そして、どの作品も、個性のあふれるよい作品になりました。この学校に来られてよかったです。」
と喜んでいかれました。そして、来月の4~6年生の「森の寺子屋」教室も楽しみだと話していかれました。
今日も萩の花を。

グラウンド横の萩の花は、2色仲良く咲いています。













